何故お金の勉強は必要なのか？

お金の知識の必要性

生きていく中でお金とは一生付き合っていくこととなります。それなのに知識や仕組みを知っている人は少ないでしょう。サッカーでいえばルールも知らずひたすらゴールに向かってシュートしているようなものです。

マネーリテラシーとは？

マネーリテラシーとは、ザックリいうと知識をもとに分析したり活用する能力のことです。日本人は先進国の中でもマネーリテラシーが低いという結果もでています。

下図は6つの共通の設問の正答率ですが、いずれも日本が低いことがわかります。

もしかしたら・・・国民がお金に詳しくなられては不都合なことでもあるのだろうか。。。例えば税金の仕組みとか・・・

マネーリテラシーのメリット

マネーリテラシーが高いとどういうメリットがある？

資産運用について効率良い選択ができる

相場、利回り、リスク、商品の特徴が分かるからです。そして資産配分をどうするかを自分で選択することもできるようになります。分からないからといって他人任せにすればそれなりの手数料を払うことになるでしょう。

節税を有効活用することができる

税金の仕組みを理解しているからです。節税をするにはまず税金の計算の仕方や控除の種類、節税の種類を知ることです。

例えば10万を払って2万円引かれるお金と、10万円もらって2万円引かれるお金があったとして同じ2万円だけどもらって引かれる額について意識があまりない人のほうが多いのではしょうか？

税に詳しくなれば節税の手段の幅が広がるのでお金の管理が強化されます。お金の管理にタイトになり支出意識が劇的に変わります。

税についてはまずは身近な所得税と住民税が自分で計算できようにしておこう！

投資詐欺を防ぐことができる

相場や、投資詐欺のスキームもある程度知っているからです。相場を乖離する利回りならばおかしいと気づくことができます。

お金の勉強をすればするほど仕組みを知るので、おいしい話はないと分かってきます。

意外かもしれませんが、詐欺は良い人が広めてしまう可能性が高いのです。なぜなら最初騙されてしまう人が良い人だと、良い人は良い人にしか情報を広めませんから。

詐欺は良い人が悪いのではなくて、騙した人が悪いのは言うまでもないですけどね。

支出管理ができるようになる

支出において必要なもの、そして何を優先的に支出するかを決めているからです。消費、浪費、投資支出においてはこの3種類に区別する必要があります。

　お金の勉強というと増やすほうに目が行きがちですが、増やすことより大事なのが支出管理です。無駄なコストをかけずに必要最小限に支出はおさえることです。何にいくら支出すること把握することができれば、無駄な支出に気づくことができます。

自分にあった保険を選択することができる

自分の必要保障額（最低限必要なお金）の把握ができるからです。保険とは万が一に家計が破綻しないようにするためのものです。

そのためには将来に渡って何にいくら支出されるのか、また公的制度（年金、保険）を理解する必要があります。

我ら日本人は世界最強といっていいくらいの公的保険制度があります。それを踏まえた上で過剰にならないように保険を選ぶようにしましょう。

経済に詳しくなれる

経済活動とは付加価値を生むことであり、その付加価値を図るのはお金であります。故にお金の勉強をすると自然と経済の知識が身に付きます。

お金と経済はセットのようなものです。お金の勉強すれば自然と経済にも強くなります。

経済に詳しくなれば他人より少し未来が予想できるようになる可能性も高まります。

まとめ

このようにマネーリテラシーがあればメリットだらけです。そして知るのが、早いほど有利に働きます。20代から知っているのと50代から知っているのではリスクが取れる時間が違います。

といってもお金の勉強をする場所がまだまだ少ないのが現状です。その場を少しでもブログ記事を通してお金の勉強をシェアできたら良いと思っております。