投資未経験者のよくある勘違いと疑問点

資産運用

投資未経験の人やあまり投資に詳しくない人が、よくある勘違いや疑問に思うことを紹介していきます。

勘違いや疑問点を解消することによって、投資をするきっかけになるかも!?

【あるある】勘違いや疑問点

何も知らない分野に関しては、イメージだけが先行してずっと勘違いしたままになってしまいがちです。

実際にあった勘違いしたイメージや、疑問点をいくつか紹介します。

株式投資とFXとデイトレードの意味を混在している

これは結構実際あったのですが、株式投資をしていると言うと、「FXですか?」とよく勘違いして聞かれることがあります。

株式投資とは・・・株式に取引すること

FXとは・・・為替を取引すること

この違いを知らない人が結構いたりします。

その他に株式投資をしていると言うと「デイトレーダー?」と聞かれ「違うよ」と答えると「???」というような反応をされたりします。

おそらく株式投資=すべてデイトレーダーと勘違いしている人もいたりします。

デイトレーダーとは・・・1日の中で取引する投資手法

株式投資をデイトレードだけでやっている人であれば、デイトレーダーと呼ぶことになりますね。

ポイント

・株式投資とFXは取引する対象が違うので別モノ
・デイトレードは投資の手法のこと

株式投資は損失を出すと借金になる?

結論から言うと、取引のやり方によっては借金を背負うこともあり得ます。株を取引するときの種類として主に現物取引と信用取引の2つがあります。

後者の信用取引で行うと損失の規模によっては、借金が発生することになります。

ぷーちゃん
ぷーちゃん

たまに株で損して借金・・・みたいなこと聞いたことあるような・・

ぷんた号
ぷんた号

現物取引であるなら借金にはならないよ!

◇現物取引とは?◇

自己資金の範囲で取引することを現物取引と言います。基本的にはこの現物取引で投資します。

例えば100万円の自己資金で1万円の株を100株購入したとします。仮にその株が業績の悪化、もしくは粉飾決算などの不祥事で上場廃止になって紙切れになったとしても、借金を背負うことはありません。

ただ単に最悪でも100万円の自己資金がゼロになるだけです。

◇信用取引とは?◇

簡単に言うと借金(レバレッジ=てこの原理)して取引するやり方です。株の信用取引では自己資金の約3.3倍まで運用することができます。

自己資金が100万円ならば、3.3倍の330万円の資金を使えることになります。要するに自己資金を担保に330万円借りている状態ということになります。

ぷーちゃん
ぷーちゃん

信用取引をすると何故借金になることがあるの?

借金とは、自己資金以上に損失が出てしまう状況となります。

例えば自己資金100万円で2倍の200万円で1万円の株を200株購入したとします。仮にこの株が大暴落して3000円になってしまったとします。

すると1万円が3000円になってしまったので、損失額は-7000円×200株となり-140万円の損失が出たことになります。

ぷーちゃん
ぷーちゃん

ひええ!自己資金以上の損失や!!

ぷんた号
ぷんた号

この場合では40万円の借金が発生したことになります。

このような原理で株で損失を出して借金を背負うということになってしまうのです。

投資の世界ではFXでもそうですが、レバレッジを効かせて自己資金以上の運用ができる取引ができます。

うまくいけばリターンも大きいですが、ひとつ間違えればリスクの幅が広がってしまう可能性があるので、仕組みを分かっていないと危険なことになってしまいます。

ポイント

・取引の方法によって借金が発生する可能性がある
・借金が発生するのは信用取引であり、現物取引であるならば借金は発生しない。

投資は資金がないと始められない

株式投資を始めたいのだけれど、資金はどのくらいあったほうが良いのかという質問がよくあります。

結論から言うと、投資信託であれば1万円以下からでも投資できます。

積立投資であるならば、数万円からでも十分投資できます。

しかし企業に投資する個別銘柄にということになれば、50万前後はあった方が良いかもしれません。

ポイント

・資金は数万円からでも投資できる
・少額からなら積立投資がオススメ

株を購入したお金は企業にいく?

そもそも株は企業が資金調達する手段で発行されます。なので日々の取引で株を購入したお金は毎回企業に入っていると勘違いしている人もいるかもしれません。

確かに企業が発行した株を購入したお金は、企業の資金になります。

しかしそれは企業が投資家に公募増資した場合の時です。

ぷーちゃん
ぷーちゃん

公募増資ってなんや?

ぷんた号
ぷんた号

新たに株を増やして投資家達に売ること!

例えば100株発行済みの企業が新たに100株発行するとします。その新たに発行した100株を投資家達に買ってもらいます。

買ってもらえばお金が企業に入ります。新たに発行された100株は投資家達の元に移ります。

投資家達が買った株が市場で売買されます。

株は企業の資金調達というイメージから、毎回企業と投資家の間で取引しているいう勘違いが生まれがちですが、実はそうではなく通常の取引で株を買ったお金は、株を売った人へ行きます。株を買う人、売る人の間で資金が行き来していることになります。

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